自分の人生はコメディ映画であれ。と常々願っている女、らぱんです。こんにちは。
ちなみに一番好きなコメディ映画は「サボテンブラザーズ」です。
今日はわたしの愛読書を紹介させてください。
それは小説でも、推しの写真集でも、マンガでもなく、「配色本」です。
*この記事には、文才がないのをごまかしたいがために、本編に関係のない推したちの画像が差し込まれていることを、先にお詫びしておきます(姑息!)

レビューに興味ない人は、バンタンだけでも見てってくださいな
配色本について軽く説明
読んで字のごとく、ロジックに沿って美しい色の組み合わせを紹介している「色の参考書」のようなものです。
多くは下の写真のような感じで、カラーパレットとカラー番号が並んでいます。

「配色本」を手にとったことがない人も多いかもしれませんが、趣味で加工をされてる人や、服の色合わせのセンスを磨きたい、可愛い雑貨が好き!という人にもおすすめです。
「マカロン配色見本帖」にひとめぼれ
色フェチ(そんな言葉があるかは知らん)なので、配色本はたくさん持っているほう。
今回紹介したいのは、その中でもインパクトと実用性が飛び抜けて花丸、見ててワクワクする一冊です。
先日、本屋でたまたま見つけて、鼻息を荒らげながらレジに直行したのがこちら。
「マカロン配色見本帖」

ま、まか…ろん?
もうね、タイトルからして鷲掴みです。
わたしの枯れかけた乙女心にクリティカルヒット!
何がマカロンかというと、配色表が「マカロン」を模したものになってるんですね。

たったそれだけなのに、膝から崩れ落ちるほどの脱力感に包まれました。

アカン、かわえぇ…
こんなの、2019年ロッテコンでロン毛パーマセクシーダイナマイトジョングクを見た時以来の衝撃。
人は受け止めきれないスケールの「好き」に突然ぶち当たると、膝がバーストする。
マカロンがね、好きなんです✨
甘くて丸くて小さくて。
ポップでキュッチュでカラフルで。
この世の「カワイイ」を具現化したお菓子、それはマカロン。
この世の「カワイイ」を具現化したアイドル、それはキムテテ。
ちっこいくせに結構お高い、それはマカロン。
ちいさいけれど最強妖精、それはJIMIN。
人はなぜこんなにも、マカロンとバンタンに魅了されてしまうのでしょうか。

「マカロン」の持つ底知れない訴求力を、令和イチ感じた瞬間でした(マカロンもういいよ)
もちろんそれだけではありません!
マカロン以外の内容がまたいい。
もうね、広い意味でセンスぱねぇって唸りました(広い意味の意味は御述)
①作例のセンスが良い
基本的な配色パターンは、多いわけでもなくむしろ少ない方なのかもしれません。
目新しい配色も特にない。
ただ、その隣にある作例が見応えあります。


「マカロン」というだけあって、全体的に女性が好みそうな構成なんですが、そのバラエティの豊富さが秀逸。
色と模様が織りなす新世界。
え、こんな組み合わせアリ?
やだ、でもスゴイ…こんなの…はじ…めて….
そんなめくるめく色とデザインの融合に、あなたもきっと出会えるはず。
テキスタイル風、パッケージデザイン、ポスター、イラスト等々、様々なジャンルのサンプルが見られます。
思わずそのままパク..オマージュしたくなるようなものも(パクリダメ!絶対!)。
実際に使われていた商業デザインも入っていて、ビジネスユース的にも参考になると思います。
サイバー系やストリート系なんかのトレンドっぽいものは少ないですが、凡庸性が高くてずっと使えそうなとこが好きです。
②個性的すぎるイメージ紹介文
むしろここ。
ここです、世に知らしめたい「一線を画す」部分。
通常、まず最初にカラーテーマの説明があり、パレット(配色表)があり、作例がきます。
このテーマ説明を短いポエム風に書いてるのは、ほかの本でもよく目にするのですが…
ただこちら、そのポエムのクセがとにかく強い。
簡単に言うと、ジンくんの窓拭きぐらいクセが強いです。
(本書では「ショートストーリー」といってます)
「え…あれ?これ詩集だっけ…?」
てな錯覚をたびたび起こします。

そして、中にはかなり個性が鋭角なポエムにも出会えます。
真ん中の章に注目です。

さみしさと痛さがわたしをしめつける。雑踏で立ち止まった私の影は踏まれ続け血を流す。どうしてこんな気持になるのだろう。泣きそうになって見上げた空には「ち」と大きく書かれた看板。と思ったら「ぢ」だった。その上に一番星が光ってる。
イヤ、感性!!!
膝バーン再来。
「ぢ」が出てきて三度見したよね。
凡人の自分には、ここから色のテーマを連想するにはちょっと時間がかかりそうです。
でもそんなことは置いといて。
わたしはこのショートストーリーを読むのが、いつの間にか楽しみになっていました。
主人公は女性、「私」。
日常の小さなプリズムに感動したり
突然マサイ族が登場したり
青春の断片とか
ホラーとか
血なまぐささとか。
「私」の小さなストーリーは、愛と孤独と混沌でできている。
きっと多くの女性がそうであるように。
わたしは友人が書いたポエムを読むような気分で、それらを読んでる。
時には頷き、時にはツッコんだり。
読み飛ばしたり。
あぁきっとわたし、文字に飢えてるんだ。
かつて銀色夏生に影響されて、小さなノートに誰にも見せられない詩を書き連ねていた、まだ少女だったころの記憶が蘇ります…。イタイ エモい。
ふりかえれば最近、感情に作用する読書とは無縁だったなと(マンガは読んでるけど)。
食べてくためとはいえ、ゲスいビジネス本や、買って満足のハウツー本によって、わたしの感受性はナムさんのエアポッツのごとく迷宮入りしてしまったのでしょう。
見方を変えれば、癒やされたいのかもしれません。
森に行きたい、切実に。
ユンギさんが炭火で焼くタッカルビが食べたいです。
ぐっぐのサンドバックになりたいです。
ホビちゃんに「もうおーきーろーよー」って布団ひっぺがえされたいです。
ジンくんと一晩中燃え上がりたいです(卓球で)
ほんと「IN THE SOOP」っていいですよね…。
スースースースッス….

あれ、何の話だったっけ。
そうだ、ぢの話。
あ。このポエムの下には、具体的な色の説明が小さくだけど書かれているのでご安心を!
普通もっと大きく書かれるはずのここが、ミジンコサイズなのもおもしろい。
もし買う予定のある方は、ぜひそのあたりにも注目してみてくださいね。

アツくなってしまったけど、共感してくれる人おるんかなこれ
③フォントの紹介がある

色のテーマにおすすめのフォントが紹介されています。有料無料混在。
あまり見かけない趣向なので、おもしろいなと思いました。
自分はフォントマニアでもあるのですが、こんなのもあるのね、っていう発見があります。

ちなみに一番好きなフォントは「FURURA」です。

最後に

久しぶりのブログ更新なのに、勢いだけで書き連ねてしまいました。
今回はバンタンまったく関係ないお話だったのですが、いかがだったでしょうか。
ていうつもりだったのに、読み返したらバンタン結構登場してた。

armyらぱんの自我つよ!
脱線多かったですが、たぶん一部のアミさんしか読まないと思うしいっか!
もし配色本について、少しでも興味をもつきっかけになれたら嬉しいです^^
知ってるよーっていう人の「これもおすすめ!」っていうのがあれば、ぜひ教えて下さい。
さらに最強の配色本が存在するんです
実はこれ以外に。
わたしの中で不動の一位に君臨している、狂おしいほどに好きな配色本があるのですが、そちらもいずれご紹介するかもしれません。
どのページを開いても、感性の柔らかいところを、ぶっすぶすと刺し込んで来る、そんな感じ。
まるでユンギのラップのように。
本当は秘密にしたいほど、惚れてます。
買い手をかなり選ぶけれど。
「配色スタイルハンドブック」
今回作った加工について
だれですか?
「昭和のオカンのハンカチ味が強い」っていってるの。
正解です。
加工は自由に保存してもらっていいですが、たぶん印刷には向きません。 常識の範囲での使用でお願いします。アイコンOKです。
加工仲間募集中
ここまで読んでくれてる人は少ないかもしれないけど。
絶賛加工友達募集中です(年齢不問)
自分からは声をかけられないチキンなんです。
仲良くしてやんよっていう人がいたら、ぜひDMにでもご一報ください😍(@lapin_storage)(@LAPIN31150489)

情報共有したり、一緒になにかおもしろいことしたりしたい!
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